恵那川上屋 春の栗きんとん「里長閑(さとのどか)」のレビュー
季節のお菓子が楽しめる恵那川上屋。
一番人気は栗きんとんですが、なんといっても恵那川上屋のスゴイところは、栗きんとんが一年中味わえるということ!
しかも季節感のある粧いで、和菓子の真骨頂を極めています。
今日は、四季の栗きんとんのうちの「春の栗きんとん」をレビューします。
◆春の栗きんとん
〜里長閑(さとのどか)〜
栗きんとんなのに、純白!そして、 可愛らしい桜色のちょこんとアクセント。
春のうららかな風景を映し出すかのようなお花の模様も、春の和菓子らしい雰囲気が出ていますね。
中は本格栗きんとん。栗の粒もほどよく残してありますよ〜。
和菓子の美しさ、おいしさと、いつもの栗きんとんに劣らないフレッシュでほくほくのおいしい栗が一緒に味わえました♪
いつの、どこの栗を使っているの?と疑問がわきますが、旬の時期に収穫した栗を休眠凍結させているのだそうです。保存技術により、採れたての味わいが楽しめます。
これ、栗きんとんと知らずに食べた人はびっくりだと思います。見た目じゃわかりませんからね、まさか、この白いおまんじゅうが栗きんとんだとは。楽しいサプライズになりそうですね。
お濃茶とこの栗きんとんを携えて、お花見をするのも粋ですね。
📓原材料について
原材料もユニークで、頭から順に、
栗、砂糖、大手亡豆、自然薯(じねんじょ)、黒砂糖、つくね芋、水あめ、山桜はちみつ、桜(加工品)。トレハロース…と続きます。
❢じねんじょを使っている!
恵那地方の郷土の味覚でもある、じねんじょ。練り切り(外側の白い部分)は、じねんじょを炊いたものに砂糖と大和芋の白あんをこね合わせてつくられているそうです。この白さの由来は自然薯芋にあったのですね。
❢黒糖がいい味を出している!
栗あん部分に使用している黒糖は、自社製黒糖なんですって。和三盆糖に似た上品な香りが特徴。
❢木型もこだわり!恵那の春の景色を再現
岐阜県恵那地域は、里山らしい春の風景が広がります。桜や梅、シデコブシを木型に彫り、おかしのもよう付けに使っているんですって。
おひとつ230円、69キロカロリー。
2月下旬から5月上旬まで購入できるそうです。
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